公開講座のひとつとして、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)が主催の、
イブニングセミナーに公益財団法人総合工学振興財団は協賛させて戴いております。

本年度は、「材料科学をリードするNIMS若手研究」と題して、若手研究者による
様々な新奇研究について、8回の開催が予定されております。

講義概要：
  磁性材料を用いると、熱と電気と磁気の流れを相互に変換することができる。特に、
　磁気の源である“スピン”の性質を利用することによって、全く新しい熱エネルギー
　制御機能や熱電発電機能を得ることができる。ここでは、2018 年に初めて観測された、
　磁性体中で電流を曲げるだけで熱制御可能な物理現象「異方性磁気ペルチェ効果」に
　関する最先端の研究を中心に、スピンを介した熱電効果や磁性体中の電流と磁気の
　結合が導く熱電効果など、身近な磁性材料の中に眠る新原理や新しい熱制御機能の
　 一端を紹介する。

2019年度第4回の開催は下記のとおりとなります。
　
     講義題目：「磁気の源"スピン"を利用した新しい熱エネルギー変換技術」
     講　　師：井口 亮
        　(磁性・スピントロニクス材料研究拠点 スピンエネルギーグループ 研究員)
  日　　時：9月27日（金）　講義　17時30分〜18時30分
 　　　　　　　　　  　　　ゼミ　18時30分〜19時30分
　場　　所：一橋大学一橋講堂 2階会議室202〜203　(千代田区一ツ橋2-1-2)

  詳細ウェブサイト: http://www.nims.go.jp/publicity/evening-seminar/

 申し込み方法：9月19日までにE-mailにて先着3名まで
                     sokozaidan@fist.or.jp（事務局長　福田義夫）

                 

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